グラディウスV オリジナルサウンドトラック

ゲームメーカーコナミ
ゲームジャンルシューティング
CD発売年2004年
CD枚数1枚
入手難易度ランクB
ゲームプレイ有無クリア済



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メロディー重視度★★☆☆☆:2
ノリノリ度★★★★☆:4
楽しい曲度★★★☆☆:3
カッコイイ曲度★★★★☆:4
曲の雰囲気★★★☆☆:3
総合評価★★★☆☆:3


■サントラ概要

2004年にコナミからPS2で発売された横スクロールシューティング「グラディウスV」のオリジナルゲーム音源のサントラです。22トラックが収録されています。


グラディウスVは、横スクロールシューティングで最も有名なシリーズであるグラディウスのナンバリングタイトルで、2016年現在での正統シリーズの最新(最終)作です。グラディウスI~IVはアーケードで最初にリリースされましたが、グラディウスVは最初からPS2での発売なので、唯一の家庭用オンリーの正統シリーズです。

開発したのはコナミではなく、レイディアントシルバーガンや斑鳩を開発した「トレジャー」です(まあ、トレジャー自体が元コナミのメンバーによる会社ですが)。音楽担当もコナミスタッフではなく、レイディアントシルバーガンやタクティクスオウガなどの崎元仁さんです。

ということで、これまでのグラディウスの伝統にとらわれない作りのゲームになっています。一番大きな違いは「オプション操作をできるようになったこと」「ミスしたときにその場復活になったこと」です。

過去作からかなり変わったグラディウスVですが、トレジャーという外部の血を入れることによって生まれた新しいグラディウスとして、比較的好意的に受け入れられたのではないかと思います。(モアイステージがないと寂しいとか、要塞ステージばっかりだ、という声もあります)


サントラには2ループで曲が収録されているので、じっくりと鑑賞することができます。


パッケージには、グラディウスVのゲームソフトと同じイラストが描かれています。自機であるビックバイパーと、このゲームを象徴するような曲がるレーザーのイラストです。
CDラベル面は、木目調の横線と●印という抽象的なデザインになっています。


「グラディウス アーケードサウンドトラック」というグラディウスシリーズの音楽をまとめたサントラがありますが、このサントラにはグラディウスVは収録されていません。グラディウスVは家庭用ゲーム機オンリーのゲームなので、アーケードのサウンドトラックへの収録はされなかった、ということでしょうか。


■曲の感想

音楽面でもこれまでのグラディウスの伝統というか、グラディウスらしい音楽にとらわれない作りになっているのがグラディウスVというゲームです。

グラディウスの音楽というと「ステージごとに特色がある印象的なメロディー」が思い浮かびます。それに対してグラディウスVの音楽は、「リズム中心のトランス調テクノミュージック」という感じです。つまり、メロディーというものにほとんど頼らない音楽になっています。

単純に、これまでのグラディウスシリーズらしくない音楽だから悪いとかダメだ、というつもりはありません。では、単体として聞いてみて良いのかどうか、また、これまでのグラディウスシリーズに負けない魅力を提供できているかどうか、で考えてみます。


非常に個人の好みによるところはありますが、自分の場合は「グラディウスVにはあっている曲かもしれないが、過去作の音楽に負けず劣らずの魅力を提供できているかと聞かれると疑問符がある」という感想です。

私はbeatmaniaIIDX系の曲も結構好きなので、ノリノリのリズム重視の音楽が好みじゃない、ということはありません。ですが、グラディウスVの音楽は全体的に非常にお上品にまとまっているが、それ以上の印象がほとんどないように感じました。
ステージごとの曲の違い・特色もそれほど大きくはなく、テクノサウンドのバリエーション違い、くらいに感じました。なので、作業用BGMとしてずっと聞き流すのにはよさそうな感じです。


グラディウスVの音楽の中にはテンポが早い曲とテンポが遅めの曲がありますが、テンポが早い曲はリッジレーサーなどのレースゲームのBGMとして流れていてもそんなに違和感はなさそうな気がします。言い換えると、「グラディウスVにはこの音楽じゃないとマッチしない」という唯一無二感に乏しいということです。

これが「グラディウスV以外のゲームでこの音楽を流しても違和感がある」ぐらいグラディウスVらしさがあれば、音楽についてまた違った感想になっていたかもしれません。


作曲者の崎元仁さんと言えば、レイディアントシルバーガンや蒼穹紅蓮隊の音楽担当ということを知っていたので、オーケストラ調の音楽を得意とされている印象を持っていました。
グラディウスVの音楽にもオーケストラ調音楽を感じるようなフレーズはありますが基本はテクノサウンドなので、知っていた作風と違った感じでした。作曲のオーダーとして「トランス調の音楽」という依頼があったようです。

作曲オーダーなしで崎元仁さんの感性で作曲されたグラディウスV音楽だったらどのようになっていたのかも興味深いですが、まあ妄想の域でしかないですね。


というわけで、グラディウスVの音楽は、グラディウスの呪縛に囚われた人には簡単に受け入れられない音楽ではないでしょうか。しかし、グラディウスの呪縛がない人でも「特徴薄めのテクノミュージック」という感想に終わってしまうかもしれない、という気がします。(ただし、高品質な音楽であることは間違いないです)


ちなみにグラディウスVのゲームプレイ中だと、「チュドーン チュドーン」という敵の爆発音が目立ってBGMがあまりよくわからない場面も多い、ということを追記しておきます。


■オレを信じてこれを聴け!

全体的な統一感はあります。あとは聞く人の好みの問題か。

5.INTERMEZZO
・空中戦で流れる音楽です。
・比較的ほかの曲よりは過去のグラディウスBGMらしさを感じます。

6.TETO RAN
・ボスラッシュステージのテトラン戦での音楽で、沙羅曼蛇BGMのアレンジです。
・非常に重々しい雰囲気の曲になっていてインパクト大。

10.METEOR -STAGE5-
・隕石だらけのステージ5の音楽です。
・ハイテンポでハイテンション!かなりノリノリです。

13.BIGCORE Mk-III
・ボスラッシュステージのビッグコアMkIIIの音楽で、グラIII曲のアレンジです。
・元の曲を壮大な雰囲気にした感じ。少し追加フレーズがあります。

15.IMPREGNABLE FORTRESS -STAGE7-
・最終面の雰囲気があるステージ7の後半戦の曲です。
・妙なメロディーが印象的。でも雰囲気はシリアスです。

18.BATTLESHIP -STAGE2&8-
・ステージ2と8(最終面)で共通で流れる曲です。
・冒頭のグラディウスIアレンジが壮大。ティンパニの力強い音が印象的なノリのいい曲。


■補足情報

・このサントラを入手しようと思った場合、ネットでは安く購入ができそうです。そのため、入手難易度はランクBとしました。

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Author:京マンタロー
京(けい)マンタローと申します。
ファミコンとともに子供時代を過ごし、今もほそぼそとゲームをプレイしています。
が、プレイするより所有することのほうがメインになってきて困ってます?

もし記事に問題などありましたら、コメントなどでお知らせ下さい。修正します。

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