組曲「トルネコの大冒険」~音楽の化学(バケガク)~

ゲームメーカーチュンソフト
ゲームジャンルダンジョンRPG
CD発売年1993年
CD枚数1枚
入手難易度ランクB
ゲームプレイ有無クリア済



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メロディー重視度★★★★★:5
ノリノリ度★★★☆☆:3
楽しい曲度★★★☆☆:3
カッコイイ曲度★★★☆☆:3
曲の雰囲気★★★☆☆:3
総合評価★★★☆☆:3


■サントラ概要

1993年にチュンソフトからスーパーファミコンで発売されたダンジョンRPG「トルネコの大冒険」のサントラです。
全11トラックが収録されています。


トルネコの大冒険は、ドラクエIVの主人公の一人である「武器屋トルネコ」を主人公にしたローグ系RPGと言われるジャンルのゲームです。日本ではこのソフトのおかげもあって「不思議のダンジョン」というジャンルで定着しています。
このころのチュンソフトは「ゲームの制作本数は少ないが、確実にヒット作を出す会社」と定評がありました。


さて、このサントラは通常のゲームサントラの収録形式と違っていて、
「ゲームオリジナル音楽」+「オーケストラ演奏」
が1トラックの中に収録されているのが目玉です。11トラック中の8トラックがこの構成です。

「同じ曲がゲーム音源と生演奏だとどう違うのか?」を1トラック内で比べられるわけですね。サントラのタイトルに「音楽の化学(バケガク)」という副題を付けたゆえんかもしれません。
また、この8トラックはゲーム中の数曲がメドレー形式になっているので、サントラタイトルが「組曲」となっているのでしょう。

11トラック中の残りの3トラックはゲームオリジナルサウンドでの収録です(効果音コレクション1トラックを含む)。


作曲はすぎやまこういちさん。言わずと知れたドラゴンクエストシリーズの音楽の作曲家です。


パッケージには、トルネコが色んな武器を背中にしょったイラストが描かれています。
CDのラベル面には、黄色一色の中に「トルネコの大冒険」のタイトルロゴと各種情報が描かれています。


■曲の感想

「トルネコの大冒険」自体がドラゴンクエストのスピンオフみたいな作品、かつ音楽担当もすぎやまこういち本人なので、音楽はドラクエ風です。そもそも、ドラクエIVの「トルネコのテーマ」がトルネコの大冒険に多用されています。

ダンジョンの最初のフロアは「通常のトルネコのテーマ」、ダンジョンを深く潜ると「不安な雰囲気のトルネコのテーマ」に徐々に変わっていくことでプレイヤーの緊張感が高まる演出になっていました。


このサントラでは、段々と不安感が高まっていく「トルネコのテーマ」のバリエーションの聞き比べは残念ながらできません。メドレー形式の収録曲の中に幾つかのバリエーションは収録されていますが、やっぱり順番に聞いてみたかったなあ、という思いはあります。


さて、世にも珍しい「ゲーム音源+オーケストラ音源」を同一トラックで聞き比べさせるこのサントラですが、この試みはどうだったか。

自分の感想ですが、あまりにもスムーズにゲーム音源からオーケストラ音源につながるので、「おおっ、音色が切り替わった!」という驚きが少なかったです。まあ、このような感想が出ること自体が、原曲のオーケストラ的な完成度の高さを表しているわけです。

もちろんオーケストラ演奏部分のクオリティは非常に高く、聞いていて心地よいほどのレベルです。


ただ、オーケストラ音楽として安定していて、「これぞ!」というインパクトに欠ける気がします。音楽自体もドラクエで馴染みのあるトルネコのテーマ中心ですし。
あとは、メドレー形式かつ「ゲーム音源+オーケストラ音源」の構成のため、1トラックあたりの時間が少し長いので、聞くのがちょっと重いというところはあります(組曲だから仕方ないか)。


というわけで、「ドラクエ系の上品なオーケストラ演奏を聞きたい」という人にオススメのサントラです。


■オレを信じてこれを聴け!

こういう試み(ゲーム音源+オーケストラ音源)のサントラはあまりないですね。

1.トルネコのテーマ
・これでもかというほどのトルネコのテーマを聞けます。
・元気な雰囲気、寂しめの雰囲気、いろんな顔があります。
・ドラクエIVのサントラを聞いていると、続けてモンバーバラの姉妹の曲が流れそうな錯覚に陥るのは自分だけ?

2.トルネコのひととき
・ハイスコアのマーチやバーの音楽のメドレーです。
・非常に楽しいハイスコアのマーチと、大人な雰囲気のバーの曲の2つの大胆な合体です。

6.氷のダンジョン
・曲のタイトルどおりに冷たい雰囲気の音色です。
・ダンジョン深めの曲なので、不安感たっぷりなところがいいですねえ。

7.神秘なるもの
・旅の目的である「しあわせの箱」が置いてある階で流れる穏やかな曲。
・クライマックスでこのしっとりとした曲が流れる衝撃!

11.とある小さなワルツ
・エンディングで流れる曲(ゲーム音源版)。ちょっと長めです。
・オルゴール風のカワイイ音色がすごく印象的です。


■補足情報

・「トルネコの大冒険」のサントラを入手しようと思ったら、ネットだと比較的安く入手できるようです。また2009年に再販もかかったようなので新品の入手も容易です。そのため入手難易度はランクBとしました。

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テーマ : ゲーム音楽
ジャンル : ゲーム

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京マンタロー

Author:京マンタロー
京(けい)マンタローと申します。
ファミコンとともに子供時代を過ごし、今もほそぼそとゲームをプレイしています。
が、プレイするより所有することのほうがメインになってきて困ってます?

もし記事に問題などありましたら、コメントなどでお知らせ下さい。修正します。

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